『NFL Network（NFLネットワーク）』のイアン・ラポポートが現地15日（金）に入手した覚書によると、NFLコミッショナーのロジャー・グッデルは各チームに対し、特定の条件に合致した場合に限り、早ければ来週火曜日からチーム施設の営業再開を認めると通知したという。

チーム施設の営業再開が認められるのは「管轄地域における付加的な公衆衛生の条件を定めた州政府および地元のレギュレーションによって許可され、かつ、5月6日に全チームに送付されたシルズ医師の定めるプロトコルを実施する場合」だ。

火曜日までに条件を満たせないチームに関しては「条件を満たせる状況になり次第、施設を再開して差し支えない」とのこと。

再開の第1フェーズに課された条件は以下の通り。

◆施設内のスタッフ数は50％以下とし、その人数が75名を超えないこと。これはチームの全施設の合計とする。
◆全32チームの平等性を確実にするため、いずれの施設においてもコーチングスタッフの入館は一切認められない。ただし、ストレングスおよびコンディショニングのコーチに関しては「現在、プレーヤーのリハビリテーションに参加している場合」に限り、施設での勤務を認めるものとする。
◆現在、トリートメントを受けている選手以外の施設入館は認められない。
◆いずれのチームも施設における新型コロナウイルス（COVID-19）に関連する事案に関しては必ず報告すること。
◆いずれのチームも政府の規制に変更がある場合は必ず報告すること。

全32チームのクラブ施設は新型コロナウイルスのパンデミックにより、3月25日から閉鎖されている。

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