ラインバッカー（LB）オルドン・スミスがNFLに戻ってくる。つまり、間もなくダラス・カウボーイとなる。

現地20日（水）、スミスはNFLコミッショナーのロジャー・グッデルとのビデオ会議を経てリーグによって復帰を許されたと『NFL Network（NFLネットワーク）』のイアン・ラポポートとトム・ペリセロ、マイク・ガラフォロが伝えた。

逮捕や出場停止などの問題を抱えてきたスミスは2015年以来プレーしていないが、5年を経て30歳にしてキャリアを再開することになった。選手に第2のチャンスを与えることを決して恐れないカウボーイズは、4月にスミスと最大400万ドル（約４億3,000万円）の1年契約に合意していた。

スミスが無期限の出場停止処分を受ける前に最後にプレーしたのは当時のオークランド・レイダースだった。その後もレイダースのロースターに属していたスミスだが、ドメスティックバイオレンスの疑いを受けた2018年にレイダースからもリリースされている。

フィールドを去る前のスミスは相手オフェンス陣を大いに悩ませていた。クオーターバック（QB）を19.5回にわたって倒してきた2012年シーズンを含め、5シーズンでサック47.5回を記録している。2013年以降は1シーズンに9試合以下しかプレーしていないが、スミスが本当の意味でトラブルを過去のものにできたとしたら、カウボーイズは低リスクで報いを得ることができるかもしれない。

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