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FAのRBフリーマンにシーホークスから1年約4億円のオファー

2020年05月21日(木) 11:02


アトランタ・ファルコンズのデボンタ・フリーマン【AP Photo/Rusty Costanza】

ランニングバック(RB)デボンタ・フリーマンは今もフリーエージェント(FA)のままであり、アトランタ・ファルコンズとの関係はこのオフシーズンの早い段階で終わっている。

5年契約のわずか2年が終了しただけで、フリーマンは突如として雇用を失った。そして、かつてアトランタにとどまるために結んだような契約を引きつけることはもうないだろう。『NFL Network(NFLネットワーク)』のマイケル・シルバーによれば、それでもフリーマンにチームからの関心は寄せられている模様で、シアトル・シーホークスが最大400万ドル(4億3,000万ドル)の1年契約をオファーしたという。

フィラデルフィア・イーグルスとニューヨーク・ジェッツもフリーマンに関心を示しているとシルバーはつけ加えた。

シーホークスのRBの状況は興味深い。リードするのはクリストファー・カーソンになる見込みで、ラシャード・ペニーの健康状態はそれほど確かではない。シルバーはペニーがPUPリスト(故障者リスト)入りすると見ている。他にはトラビス・ホーマーが戻ってくる見込みで、そこに4巡目指名選手のディージェイ・ダラスが加わる。

すでに十分な数のランナーがいるものの、シーホークスは選択肢を探り続けており、シルバーはカルロス・ハイドを獲得する可能性もあると報じている。現在は契約下にないが、C.J.プロサイスを保持する可能性もある。そして、マーショーン・リンチと再タッグを組む可能性でさえうわさされているのだ。

健康状態に問題がなければ、フリーマンはそれらのベテランよりも優れた選択肢になるだろう。たとえかつてファルコンズが維持のために大変な努力をしたRBとは変わってしまったとしても、28歳のフリーマンにはまだ良い時期が残されている。

その一方、フリーマンはこれまでよりかなり低いサラリーでプレーしなければならないようだ。報道されている400万ドルと言う数字は、アトランタでの平均年収の半分以下にあたる。比較として同じくスターRBのトッド・ガーリーを挙げれば、数年前にフリーマンの後任としてファルコンズと1年550万ドル(約5億9,000万円)の契約を結んでいる。この金額はそれでも、ファルコンズがフリーマンを放出したことによって生じるデッドキャップ(600万ドル/約6億5,000万円)より低いのだ。

シーホークスはRBルームを強化しようと多くの選択肢を検討しているようだ。フリーマンがそこへ行きつくのか、それとも他の場所へ向かうのかはいずれ分かるだろう。

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