安全に配慮しつつ施設を再開していくNFLチーム
2020年05月21日(木) 11:015月15日にコミッショナーのロジャー・グッデルから送られた覚書が定めた基準を遵守しつつ、いくつかのNFLチームが今週に施設再開のプロセスを開始した。
各チームは“州および地域の規則に従い、さらにそれぞれの区域における公衆衛生上の義務を遵守”し、リーグが全従業員の安全を確実とするために策定した“プロトコルを実装”している限り、施設を再開することが許されている。
オープンが許可された初日である現地19日(火)にはダラス・カウボーズ、アトランタ・ファルコンズ、ピッツバーグ・スティーラーズ、ヒューストン・テキサンズ、インディアナポリス・コルツ、アリゾナ・カーディナルス、カンザスシティ・チーフスが施設を一部再開。シンシナティ・ベンガルズが水曜日にその動きを追ったと『NFL Network(NFLネットワーク)』のトム・ペリセロが伝えた。
ファルコンズの社長であるリッチ・マッケイは火曜日に報道陣に対し、ファルコンズは出入り口を一か所しか開けていないと説明している。その出入口で検温が行われている。
Today, our Flowery Branch facility opened for the first time in 67 days.
Our President, Rich McKay, explains how our facility will look different moving forward. pic.twitter.com/eXUykDXKFH
— Atlanta Falcons (@AtlantaFalcons) May 19, 2020
「本日、われわれのフラワリー・ブランチの施設が67日ぶりにオープンした。社長のリッチ・マッケイが今後に向けて施設がどう変わったかご説明」
同じく火曜日に“ザ・スター”に戻ったカウボーイズオーナーのジェリー・ジョーンズはこう語っていた。
「NFLすべてのクラブにとって、そしてわれわれのリーグ全体にとって今日はビッグデーであり、スポーツ全体にとっての記念すべき日、自信を築いていく日だ」
「われわれは慎重に、だが、かつ覚悟を決めていくつもりだ。この移行期にかかわる全従業員の安心とケアにしっかりと目を配り続けていく。適切な健康および職場の安全基準を遵守する賢明で安全なあり方でそれを行っていくことに、われわれは全力を注いでいる。われわれはこれを正しい方法で行うつもりだ」
NFLのルールでは、現時点ではコーチは施設に復帰できない。
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