トレードによってニューイングランド・ペイトリオッツからタンパベイ・バッカニアーズに移り、相棒トム・ブレイディのいるチームでロブ・グロンコウスキーがNFLに復帰することになって以来、誰もが気になっていた疑問が1つある。数多くの記録を持つこのタイトエンド（TE）が、失ってしまった体重をいかに早く取り戻すかだ。

すでに目標はあと少しというところまで来ているという。

引退中に体重が109kgまで落ちてしまったというグロンコウスキーは、今週『CBS Sports HQ（CBSスポーツHQ）』に対し、もう少しでプレーに適した体重に戻れそうだと語った。

「ああ、すごく順調だよ。いい感じだ」と彼は陽気に打ち明けている。「一番少ない時で109kgまで落ちたんだ。その時は気分も軽快だった。俺は高校の時からずっと118kg以上あったからね。高校卒業の年から118kgで、それを下回ったことは一度もなかった。でも、痩せたら関節は楽になるし、体も軽くなるしですごく調子が良かったんだ。俺には少し重すぎたのかなと感じたよ。余計なものを減らせていい気分だった」

「でも今はそれを取り戻す時が来た。筋肉をつけて、今まで経験したことのないNFLシーズンに備えなきゃならない。トレーニングスタイルも何もかも、違う方法、違うタイプだ。今はだいたい117kgぐらい。みんな俺が104kgとか109kgぐらいだと思っているみたいだけど、プロテインシェイクをあと4杯も飲めば、プレーできる体重に戻れるよ。すごく楽しみだ。始まる頃には間違いなく適切な体重になっている。118kgから120kgになっているはずだよ」

必要に際してグロンクが体重を戻してくることに疑問を抱く者はいなかっただろう。まだ数カ月の猶予がある段階で目標が達成間近だというのは、彼がNFL界屈指のオールラウンドTEとして評判を取り戻すことに向けた良い兆候だ。

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