NFLのリモートワーク期間が6月の大部分にわたって続くことになった。

リーグはオフシーズンのバーチャル期間が現地26日（金）まで続く一方、今月は直接対面でのミニキャンプは行われない旨を各チームに通達したと、『NFL Network（NFLネットワーク）』のトム・ペリセロが11日（木）に伝えている。

各チームにはバーチャルオフシーズンプログラムをあと2週間続けるか、多くがそうしているように今週で終わらせるかの選択肢があるとペリセロはつけ加えた。来月の実施が予測されるトレーニングキャンプに向けた安全な活動再開のため、NFLとNFLPA（NFL選手会）は手順のまだ策定されていない部分に共に取り組み続けている。

新型コロナウイルス（COVID-19）のパンデミックがリーグのオフシーズンの大部分に影響を与えている今年、NFLは数カ月にわたって先が見えない中で、超特急でのルール調整を強いられた。例年であればNFLチームは今頃にはミニキャンプを終わらせ、トレーニングキャンプが始まるまでに選手たちを1カ月ほどのバケーションに送り出しているところだ。それを踏まえれば、チームが今週末でリモートのトレーニングを終了するのも理にかなっているし、まだ作業が必要だと考えるチームのためにリーグが期間を延長したのもまた理解できる判断だろう。

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