カロライナ・パンサーズに切られた後にインセンティブ付きの1年契約をニューイングランド・ペイトリオッツと結んで新たなシーズンを迎えるクオーターバック（QB）、キャム・ニュートンのモチベーションは十分だ。

元NFLのMVP選手であるニュートンは、自分を疑う者たちの批判にあおられて燃えている。

現地5日（日）にニュートンは上半身裸でワークアウトするビデオを『Instagram（インスタグラム）』に2本載せた。

投稿のキャプションには「自分への言葉：お前は偉大だ、お前は最高だ、お前は卑怯なヤツだ、お前は怪物だ、お前はライオンだ！　俺の意識。何があっても“あいつら”に影響されるな」とある。

そして「もう謙虚でいることに飽きた」と叫んでいる。

動画の中でニュートンは「俺はヤバいぜ、俺はヤバいぜ。聞いてるか？　俺はもう謙虚でいることに飽き飽きしてるんだよ。謙虚でいると、利用しようとするヤツがいるんだ。何も言わないでいると調子に乗ってくるヤツがいる。ハイエナと同じさ。ゾウだって、キリンだって、アンテロープだって、チンパンジーだって、ゴリラだって。でも1つだけジャングルで特別な動物がいるんだ。そいつがほえるとすべてが止まる。俺は今まさにほえようとしている」とまくし立てた。

コンディション良好なニュートンが雄たけびをあげれば、NFLで一番であることは間違いない。だがここ何年も万全でないのが事実だ。パンサーズに解雇されてペイトリオッツに向かうという経緯がニュートンの挑戦的な態度に拍車をかけることになった。ペイトリオッツのヘッドコーチ（HC）ビル・ベリチックはモチベーションの非常に高いQBを獲得したことになる。そして、ニュートンがフィールドに立ち続けることさえできれば、ド派手な復活劇を見ることができるかもしれない。

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