ダン・スナイダーのチームがワシントン・レッドスキンズと呼ばれることはもうない。

チームは現地13日（月）に現在のニックネームとロゴの使用を終了することを発表した。新たなチーム名は後日に明かされる。チームの声明文にはこうつづられていた。

「本日、われわれはこの報告の完了をもってレッドスキンズの名称とロゴの使用を終了することを発表する。ダン・スナイダーとリベラコーチ（ヘッドコーチ／HCのロン・リベラ）はわれわれが誇る伝統豊かなフランチャイズを表し、スポンサーやファン、コミュニティを今後100年にわたってインスパイアするような新名称とデザインアプローチを開発すべく、密に協力して取り組んでいる」

チームは7月3日に名称の検討を行うことを明らかにしていた。月曜日のこの発表は“スポンサー、ファン、コミュニティに前進していくというわれわれの考えを示し続ける”ための努力だった。

“レッドスキンズ”の名称は1933年から使用されている。元オーナーのジョージ・プレストン・マーシャルが1937年にチームをボストンからワシントンに移転した。

7月2日に87の投資会社と株主たちが『Nike（ナイキ）』、『FedEx（フェデックス）』、『PepsiCo（ペプシコ）』のそれぞれに署名入りの文書を送り、人種差別的な名称を辞めない限りチームとの関係を断つよう求めていた。同日、スタジアムの命名権を持つフェデックスは、行動を起こすよう正式にフランチャイズに要請している。翌日から名称の再検討が始まっていた。

2020年シーズンの開幕を前に、チームは法的なものをはじめとするさまざまな問題に対処しつつ新名称を考案していく。

As a kid who grew up in the dmv it’ll always be #HTTR but looking forward to the future 🤝 https://t.co/1qjYtrhGra

— Dwayne Haskins, Jr (@dh_simba7) July 13, 2020

【A】