ロサンゼルス・チャージャーズのクオーターバック（QB）タイロッド・テイラーがNFL復帰に向けて一歩前進している。

状況に詳しい関係者の話として『NFL Network（NFLネットワーク）』のイアン・ラポポートが報じたところによれば、テイラーの気胸（ききょう）は医学的に完治したようだ。

テイラーはシーズン第2週のカンザスシティ・チーフス戦を前に肋骨に違和感を覚え、チームドクターが鎮痛剤を注射した際に気胸に倒れた。テイラーは地元の病院に搬送され、そこで奇妙なアクシデントの結果として気胸を患ったことが明らかになった。

新人QBジャスティン・ハーバートが土壇場でテイラーの代役を務めて素晴らしい活躍をし、パス33回中22回成功で311ヤードをマークしてクオーターバックの後継者として着実に地位を固めつつある。ハーバートは以来、先発に値することを証明しており、その地位を維持するだろうとラポポートはつけ加えた。また、練習がうまくいけば、テイラーは第7週のジャクソンビル・ジャガーズ戦でハーバートのバックアップを務めるかもしれないという。

チャージャーズ2年目となるテイラーはクリーブランド・ブラウンズで1年を過ごした後、2019年にチャージャーズに加入し、これまでに8試合に登場している。

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