不老の旅人であるクオーターバック（QB）のジョシュ・マッコウンが故郷へと向う。そして12番目となるチームへ。

41歳とは思えない若さを保つマッコウンはヒューストン・テキサンズとの契約にサインし、アクティブロースターに登録されると彼のエージェントが発表した。

テキサス州ジャクソンビル出身のマッコウンは、今季は練習生としてフィラデルフィア・イーグルスに在籍し、昨季はイーグルスで3試合に出場している。

マッコウンはこれまでに紆余曲折があった旅路の中で全米各地を転々とし、所属したチームはアリゾナ・カーディナルス（2002年のNFLドラフトで3巡目指名）に始まりデトロイト・ライオンズ、オークランド・レイダース、カロライナ・パンサーズ、シカゴ・ベアーズ、タンパベイ・バッカニアーズ、クリーブランド・ブラウンズ、ニューヨーク・ジェッツ、そしてイーグルスとなる。マッコウンはプレシーズン中にマイアミ・ドルフィンズとサンフランシスコ・49ersのロースターに登録されていたこともある。今シーズンは練習生のQBとして『Zoom（ズーム）』でのオンラインミーティングが中心となっていたが、今回のテキサンズへの移籍に伴って練習に参加し、チームの施設に入ることもできる。そして何より、『NFL Network（NFLネットワーク）』のマイク・ガラフォロが伝えているように、シーズン中にテキサスにいる家族のそばで過ごすことができる。イーグルスはマッコウンの貢献を失うことになるとガラフォロは指摘しているが、それ以上にこれまで10年近くにわたってどのシーズンも一様に家族から引き離されてきたマッコウンは、ようやく家族との時間を手に入れた。

マッコウンはまもなく先発のスターQBであるデショーン・ワトソンやバックアップのAJ・マカロンがいるテキサンズのQB陣に加わる。

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