デンバー・ブロンコスがまた新たな新型コロナウイルス感染症（COVID-19）への対応を強いられている。

『NFL Network（NFLネットワーク）』のマイク・ガラフォロとトム・ペリセロが現地27日（金）に報じたところによれば、ブロンコスはCOVID-19検査で陽性結果が出たことから、練習をキャンセルするという。

後にブロンコスがそれを認め、選手1名と2名のスタッフメンバーが陽性判定を受けたと明かした。これにより、金曜日はリモートでミーティングを実施するとのこと。ブロンコスがCOVID-19問題で練習を中止する必要に見舞われたのはこれが3度目だ。

チームは声明の中で「選手1名、スタッフメンバー2名がCOVID-19検査で陽性結果だったことを受け、デンバー・ブロンコスは安全性を考慮し、本日はUCヘルス・トレーニング・センターを閉鎖する。ブロンコスはバーチャルミーティングを開き、日曜日の試合に向けた準備を継続するが、本日の練習は延期した。医療専門家およびリーグオフィスと協力しながら、選手、コーチ陣、スタッフらの健康を確保するために必要なステップはすべて取っていくつもりだ」と説明した。

木曜日にはクオーターバック（QB）ジェフ・ドリスケルがリザーブ／COVID-19リストに入れられており、NFLネットワークのジェームス・パーマーは先発QBのドリュー・ロックは濃厚接触者に該当しておらず、引き続き練習に参加できると報じている。

ヘッドコーチ（HC）ビック・ファンジオは報道陣に対し、接触者追跡プロセスが実行されていた木曜日はNFLによって練習を許可されていると明かしていたが、その後、練習はキャンセルされた。

今季4勝6敗のブロンコスは29日に8勝2敗のニューオーリンズ・セインツと対戦する予定だ。

また、金曜日にはロサンゼルス・ラムズが「慎重な予防措置として」練習を中止すると発表している。NFLネットワークのスティーブ・ワイチはラムズの関係者2名がCOVID-19検査で陽性だったと伝えており、さらなる検査が実行されるとのこと。これらの陽性結果が練習中止の判断に至ったと見られている。陽性結果が選手なのか、コーチまたはスタッフなのかは分かっていないとワイチは付け加えた。

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