かつてダラス・カウボーイズのパンター（P）だったロン・ウィドビーが現地23日（水）に75歳で天に召された。プロボウラーであり、カウボーイズがスーパーボウル制覇を遂げた1971年シーズンにその一員だった。

ウィドビーのNFLでのキャリアはカウボーイズでの1968年から1971年と、グリーンベイ・パッカーズでの2シーズンにおよんでいる。

ウィドビーは一般的に想定されるパンター像に収まらない選手だった。1年をアメリカン・バスケットボール・アソシエーション（ABA）で過ごし、1990年代にはゴルフのシニアPGAツアーにも参戦している。

カウボーイズ在籍時にウィドビーは2年連続でスーパーボウルに出場しており、第6回スーパーボウルでカウボーイズを初のタイトルに導く一助となった。

テネシー大学で3競技によってレター表彰を受けたウィドビーは、ニューオーリンズ・セインツ（オフシーズンのみ在籍）のほか、ニューオーリンズ・バッカニアーズ（ABA）やNBAのシカゴ・ブルズからドラフトで指名を受けている。

6シーズンにわたって81試合に出場したウィドビーはパント368回、1万5,448ヤード、パント平均42ヤードを記録した。

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