シーズン第16週の試合でラスベガス・レイダースの先発クオーターバック（QB）を務めるのは誰なのか？　それを知るのはヘッドコーチ（HC）ジョン・グルーデンだ。

現地24日（木）の故障者報告にデレック・カーの名が掲載されていなかったという事実は、絶対に勝たなければならないマイアミ・ドルフィンズとの試合でチームがカーを先発に据える方向を指し示している。カーはレイダースがシーズン第15週に黒星を喫したロサンゼルス・チャージャーズ戦を鼠径（そけい）部の負傷で離脱していた。

明るい兆候が見え始めているものの、『NFL Network（NFLネットワーク）』のスティーブ・ワイチによれば、グルーデンHCは木曜日にカーがプレーするかについては“秘密をもらす気はない”と語ったという。

グルーデンHCはカーが火曜日の練習で制限を受けた後、直近の2回の練習で“多くの良い点”を見せたとつけ加え、“彼には準備が整うと楽観視”できたと話している。

カーがチャージャーズ戦の第1クオーターで離脱した後、チームが惜敗したこの試合でバックアップQBのマーカス・マリオタが素晴らしいプレーを見せていた。

マリオタはこの試合で、必要とあればまた攻撃陣を率いる能力がある印象を残した。とは言え、試合の重要さを考えれば、カーがセンターの後ろにいるのがグルーデンHCの最も望む形だろう。

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