ロサンゼルス・ラムズが重要なピースの復帰に向けて一歩前進した。

シアトル・シーホークスとのワイルドカードの試合を週末に控えた現地6日（水）、ラムズはワイドレシーバー（WR）クーパー・カップがリザーブ／COVID-19（新型コロナウイルス感染症）リストから復帰したことを発表した。

新型コロナウイルス感染症の検査で陽性だったのを受け、カップは12月29日にリスト入りしており、シーズン第17週にチームがアリゾナ・カーディナルスを下してポストシーズン進出を決めた試合に出場していなかった。

正式にプレーオフ進出を決めた今、ジャレッド・ゴフ（親指負傷）とジョン・ウォルフォードのどちらが先発クオーターバック（QB）を務めるにしろ、カップの復帰は大きな要素だ。

カップとゴフが不在だったシーズン最終戦で、ウォルフォードとラムズは18対7でのカーディナルス撃破に成功している。QBカイラー・マレーが序盤に足首を負傷していなければ、試合展開は違ったものになっていただろう。

カップは2020年シーズンをキャッチ92回（ターゲット124回）、974ヤード、タッチダウン3回という記録で終えた。

WRロバート・ウッズの傍らにカップが戻ってくれば、ラムズ攻撃陣は明らかに強化されるだろう。健康状態に問題のないQBラッセル・ウィルソンとハイパワーなシーホークスとの後のない戦いに挑むには、カップの存在が大きな推進力になる。

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