ジェイソン・ウイッテンがテキサスのフットボールに戻って来る。

元ダラス・カウボーイのタイトエンド（TE）ウイッテンは、テキサス州アーガイルにあるリバティ・クリスチャン・スクールで高校のフットボールコーチを務めることになったと、同校が現地1日（月）に発表した。

「リバティ・クリスチャン・スクールは新しいHCにジェイソン・ウイッテンを迎えることになりました。元ダラス・カウボーイズのTEであり、長年リバティの保護者でもあるジェイソンは、フットボールチームのHCとしてリバティ・クリスチャンのコーチ陣に加わります。ウォリアーにふさわしい最高の日です」

ウイッテンは1週間前に2度目の引退を迎えた。最初の引退直後は放送ブースに向かったが、今回はサイドラインで目を光らせるようだ。

テネシー大学出身のウイッテンは3巡目指名でドラフトされ、カウボーイズで過ごしたはじめの15年間でプロボウル選出を11回も果たしている。最初の引退で1年間フィールドを離れた後、カウボーイズに復帰。2020年はラスベガス・レイダースでプレーし、キャッチ13回、69ヤード、タッチダウン2回を記録した。

ウイッテンの殿堂入りは確実だと言われており、17年間のNFLキャリアで通算1,228回のキャッチと1万3,046ヤード、タッチダウン74回をマークしている。

放送ブースでの苦い経験を経てフットボールに戻ってきた時に、再び選手生活を終えた際にはコーチ業に携わりたいとウイッテンはほのめかしていた。その新たな旅路を高校フットボールで始めることになる。

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