フリーエージェントに先立ち、ニューイングランド・ペイトリオッツが慣れ親しんだ顔を取り戻すべく大きな動きに出るようだ。

情報筋によると、ペイトリオッツとラスベガス・レイダースが数週間に渡る交渉の末に双方が合意に至り、オフェンシブタックル（OT）トレント・ブラウンをトレードで獲得する見込みだという。

ブラウンは契約の見直しに取り組み、1年の新契約に同意、この1,100万ドル（約11億9,300万円）契約には2021年シーズン終了後にフリーエージェントを容認する項目も含まれているとのこと。それまでブラウンはレイダースと2年2,950万ドル（約32億円）の契約を残していた。

情報筋いわく、両チームは今回のトレードにドラフト指名権も含めているといい、レイダースはブラウンとのトレードで2022年の5巡目指名権を得るほか、2022年の7巡目指名権も手に入れるようだ。

27歳のブラウンはビル・ベリチックHC（ヘッドコーチ）とペイトリオッツのもとへと戻り、ニューイングランドで1年限りのプレーとなったとはいえ、キャリアハイを記録した2018年のような活躍が期待される。

サンフランシスコ・49ersからトレードされてペイトリオッツ入りしたブラウンは全試合に先発し、スーパーボウル優勝を果たした。この結果、4年6,600万ドル（約71億6,000万円）の契約でレイダースに加わった。

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