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バッカニアーズ、LBデービッドと2年27億円で契約延長

2021年03月10日(水) 07:18


カンザスシティ・チーフスのトラビス・ケルシーとタンパベイ・バッカニアーズのラボンテ・デービッド【AP Photo/David J. Phillip】

ラボンテ・デービッドがスーパーボウルを制したチームにとどまることが決まった。

『NFL Network(NFLネットワーク)』のイアン・ラポポートは現地9日(火)、ラインバッカー(LB)デービッドがタンパベイ・バッカニアーズと2年2,500万ドル(約27億1,200万円)の契約延長に合意したと報道。

さらに、NFLネットワークのマイク・ガラフォロによれば、バッカニアーズのタイトなサラリーキャップの状況に一役買うため、今回の契約にはデービッドが持つ2021年の350万ドル(約3億8,000万円)のキャップヒットを削減し、長期契約の中で将来のキャップナンバーを分散させられるよう3年の取り消し可能な期間が含まれているとのこと。

デービッドは9年に及ぶNFLキャリアを通してバッカニアーズで過ごしており、2020年シーズンまでチームとしては大きな成功に恵まれなかったものの、輝かしいラインバッカーとして活躍してきた。

第55回スーパーボウルを制したバッカニアーズが優勝を祝ってボートパレードに繰り出した際、ヘッドコーチ(HC)を務めるブルース・エイリアンスがフリーエージェントになる予定のバッカニアーズ選手の中でも他陣営に行くことはないと言及した1人がデービッドだ。

『NFL Research(NFLリサーチ)』によると、2000年以降の記録として、キャリアスタートから9年で1,000回以上のタックルと20回以上のサックを記録した選手は3人しかおらず、その1人がデービッドだという。

バッカニアーズはこの日、オフシーズンの課題だったチェックリストの2つを完了した。ワイドレシーバー(WR)クリス・ゴッドウィンをフランチャイズタグ指定し、その後、デービッドとの契約を取りまとめている。リストの次に控えているのは2020年シーズンをフランチャイズタグとして戦ったエッジラッシャーのシャキール・バレットだ。

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