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WRゴッドウィンにフランチャイズタグを付けたバッカニアーズ

2021年03月10日(水) 03:47


タンパベイ・バッカニアーズのクリス・ゴッドウィン【AP Photo/Morry Gash】

すでに予見されていた通り、現地9日(火)、クリス・ゴッドウィンの処遇が現実のものとなった。

『NFL Network(NFLネットワーク)』のトム・ペリセロはタンパベイ・バッカニアーズがワイドレシーバー(WR)ゴッドウィンにフランチャイズタグを付けたと報道。

これによりゴッドウィンはスーパーボウル王者のバッカニアーズにとどまることになり、チームがクオーターバック(QB)トム・ブレイディのためにトップターゲットを失わぬように努めることは最も理にかなった動きと言えよう。バッカニアーズは引き続きゴッドウィンと長期契約を締結することが可能であり、当面の間、チームの財政的な圧迫を軽減するために延期される可能性もあるが、フランチャイズタグはゴッドウィンが2021年に他の場所に向かうことがないことを保証する。

先月にはゴッドウィン自身が話していたように、勝つことが幸せだと言う本人もフランチャイズタグに問題はないとしており、1,580万8,000ドル(約17億1,400万円)と予想されるタグナンバーも問題はない。

ゴッドウィンは「あと少しの金額を求めるためだけに、数年にわたって悲惨な状況に陥るようなことをするつもりはない。すべてにおいて自分の幸せが一番大事なことだと思っているし、その幸せの一部に勝つことが含まれている」とコメントした。

ブレイディと初めてシーズンを共にした2020年、マイク・エバンスに次ぐナンバー2のターゲットとして見事な活躍を見せたゴッドウィンは65回のパスキャッチで840ヤードを稼ぎ、7タッチダウンを挙げている。また、ポストシーズンには16回のキャッチで232ヤード、1タッチダウンをマークしており、それにはグリーンベイ・パッカーズにアップセットを決めたNFC(ナショナル・フットボール・カンファレンス)チャンピオンシップで記録したキャッチ5回、110ヤードも含まれている。

【C】