スーパーボウルを前に18試合制とダイバーシティ採用について語るNFLコミッショナー
2026年02月03日(火) 12:27
NFLコミッショナーのロジャー・グッデルはレギュラーシーズンに18試合目を追加することについてNFLPA(NFL選手会)と一度も話し合っていないと明かし、シーズンを再び延長することは必然的ではないと述べた。
NFLは2021年に17試合目を追加。グッデルは過去に、毎年1チームあたり3試合組まれているプレシーズンゲームのうち1試合を置き換え、18試合目を追加することに関心を示していた。
グッデルは18試合目を追加する前に選手会と協議すべき課題がいくつかあると述べ、2回目のバイウイークが必要かどうかや、選手の安全性や競争力に悪影響が出ないようにするためのロースターの規模について話し合う必要があるとした。
第60回スーパーボウルの記者会見で「それについて正式な話し合いは一切行っていない。率直に言えば、非公式な会話もほとんどない状態だ」と明かしたグッデルは「それは確定事項でもなければ、実現すると決めつけていることでもない。選手会の幹部と話し合いたいと考えていることだ」と続けている。
また、グッデルはマイノリティの採用を見直す必要性についても言及。今オフシーズンの採用サイクルで空席となっていた10のヘッドコーチ(HC)職のうちマイノリティが1人しか採用されず、黒人候補者が1人も採用されなかったことを受け、リーグはマイノリティの採用に関する取り組みを再評価する必要があると強調した。
現地2日(月)、グッデルは「私たちは前進し続けなければならない。私はそう信じているし、多様性はリーグにとって良いことだと思っている。コーチングを含むあらゆる面でより多様なリーグになってきたと思うが、まだやるべきことは残っている」とコメント。
来シーズンのNFLでは黒人ヘッドコーチがわずか3人となる。今回はHC職の空席が10あったが、黒人が就任したケースは1つもなく、テネシー・タイタンズに採用されたレバノン系のロバート・サラーが唯一、マイノリティとしてHC職を手に入れた。
2003年にルーニールールが導入されて以来、オフシーズンの採用サイクルで黒人がヘッドコーチに起用されなかったのは今回で5度目だ。5つ以上の空きがあった年で同じ状況となったのは2013年だけで、当時は8つのポストが空いていた。
2026年にはインターナショナルゲームの数が増加する。NFLは史上初となるフランスでのレギュラーシーズンゲームを実施することになり、ニューオーリンズ・セインツが遠征する予定だ。また、リーグは2022年以来となるメキシコシティへの再訪も予定している。
月曜日、リーグは2026年シーズンにスタッド・ド・フランスで試合を実施する計画を発表したほか、レアル・マドリードの本拠地であるサンティアゴ・ベルナベウ・スタジアムでのレギュラーシーズンゲームを継続するための複数年契約や、12月にメキシコシティで行う試合の計画についても発表した。
「それはグローバルなスポーツにするという私たちの野心であると同時に、求められていることでもある。こうした試合を実施したいと望み、アメリカンフットボールをより多く取り入れたいと考えている都市から連絡を受けている」とグッデルは話している。
NFLは来シーズン、ロサンゼルス・ラムズがホストチームを務めるオーストラリアでの史上初の試合に加え、リオデジャネイロやミュンヘン、そしてロンドンでの3試合の実施も発表している。来季のインターナショナルゲームは合計9試合となる予定だ。グッデルは最終的に年間16試合のインターナショナルゲームを行い、各チームが1試合ずつ出場する形にするつもりだと述べている。
「それは達成すべき重要な目標であり、私たちはその方向に進んでいると思う」とグッデルは明かした。
オーストラリアとフランスでの開催が決まったことにより、来シーズン終了後にはNFLが米国外の9カ国で試合を実施したことになる。
記事提供:『The Associated Press(AP通信)』
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