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ジャイアンツHCハーボーがNFC東地区での戦いに言及、「イーグルスに勝つためのチームを作る」

2026年02月02日(月) 11:59

ニューヨーク・ジャイアンツのジョン・ハーボーとフィラデルフィア・イーグルスのニック・シリアニ【NFL】

ニューヨーク・ジャイアンツのヘッドコーチ(HC)ジョン・ハーボーは、すでにNFC(ナショナル・フットボール・カンファレンス)東地区に向けて強烈なメッセージを発している。

今週、『The Howard Eskin Show(ザ・ハワード・エスキン・ショー)』に出演したハーボーは、強豪がひしめくディビジョンで勝ち抜くためには、過去2シーズンで第59回スーパーボウルを制し、さらにNFC東地区で連覇を達成して、21年続いていた地区王者の入れ替わり記録を止めたフィラデルフィア・イーグルスを倒すことを前提にチームを構築する必要があると語った。

「すべてはイーグルスから始まる。率直に言って、イーグルスはディフェンディングチャンピオンだ」とハーボーはエスキンに語り、こう続けた。

「父から聞いた話を思い出す。1969年にボー・シェンベクラーがミシガン大学のヘッドコーチに就任したとき、チームは低迷していて、オハイオ州立大学は全米王者だった。そこで掲げられたのが、“オハイオ州立大学に勝つ”という目標だった。すべての取り組み、すべての決断が、その一点を見据えたものだった。そして最終的に、オハイオ州立のようなチームを作り上げ、就任1年目で彼らを倒した」

「だからこそ、イーグルスに勝つためのチームを作る。もちろん、ワシントン・コマンダースにも、ダラス・カウボーイズにも勝つ必要はあるが、王者はイーグルスだ。イーグルスを倒すためのチームを築かなければならない。そして、われわれがやることすべて、すべての練習、すべての映像レビューは、その意識のもとで行われることになる」

ジャイアンツが最後にNFC東地区を制したのは、ニューイングランド・ペイトリオッツを破って第46回スーパーボウルを制覇した2011年だ。一方、直近でカウボーイズが地区タイトルを獲得したのは2023年、コマンダースは2020年となっている。

ハーボーは2008年から2025年までの18シーズンにわたってボルティモア・レイブンズを率い、その間にAFC(アメリカン・フットボール・カンファレンス)北地区制覇6回、プレーオフ進出12回を記録し、第47回スーパーボウル制覇も成し遂げている。もっとも、4勝13敗に終わったシーズンからの立て直しは容易ではなく、ハーボーにとって大きな試練となる。それでも、チームには若く才能ある戦力がそろっており、課題解決の足がかりは用意されている。

クオーターバック(QB)ジャクソン・ダートは、プレーを延ばす能力でシーズン中に確かな存在感を示したが、不必要なヒットを避けるスキルが求められる。ランニングバック(RB)キャム・スカッテブーは、シーズン途中まで勢いをもたらしたものの、足首の負傷により戦線を離脱。シーズン第4週にACL(前十字靭帯/ぜんじゅうじじんたい)を断裂したワイドレシーバー(WR)マリク・ネイバースは、回復次第でWR1としての活躍が期待される。

守備では、ラインバッカー(LB)ブライアン・バーンズやディフェンシブエンド(DE)のアブドゥル・カーターとケイヴォン・ティボドーが、いずれも相手QBにプレッシャーを与えられる存在だ。ハーボーは、このエッジラッシュ陣を軸に、勝てるカルチャーの構築を進めていく構えでいる。

ハーボーは就任早々、ディビジョン王者に照準を定めることで、チームに明確な目標を課した。それは同時に、NFC東地区のライバルたちの闘争心を刺激する発言ともなった。

【R】