シーホークスOCクリント・クビアックを次のHCに見込むレイダース
2026年02月02日(月) 13:06
シン・シティが次のヘッドコーチを見据えている。たとえ、少々待つ必要があるとしても。
ラスベガス・レイダースがシアトル・シーホークスの攻撃コーディネーター(OC)であるクリント・クビアックに新HCとしての狙いを定めていると、現地1日(日)に『NFL Network(NFLネットワーク)』のイアン・ラポポートとトム・ペリセロが報じた。
2月8日(日)にシーホークスがニューイングランド・ペイトリオッツと戦う第60回スーパーボウルが終わるまで、レイダースが正式にクビアックを雇用することはできない。しかし、あらゆる兆候から、両者が提携する方向に進んでいることがうかがえる。
38歳という若さで、クビアックはシーホークスのコーディネーターに就任した初年度から攻撃陣で素晴らしい仕事を果たしている。シーホークスは得点で3位、獲得ヤードで8位につけて、2025年レギュラーシーズンを締めくくった。プレーオフに向けて戦力を温存していたとも見えるパフォーマンスで、ポストシーズン2試合では合わせて72ポイントを獲得してスーパーボウル進出を決めている。大舞台でのクビアックの課題は、名高いペイトリオッツ守備陣をいかに攻略するかだ。
成功を収めたことで、今回の雇用サイクルにおける注目度が高かったクビアック。ヘッドコーチのポジションについては、アリゾナ・カーディナルス、アトランタ・ファルコンズ、ボルティモア・レイブンズ、マイアミ・ドルフィンズ、ニューヨーク・ジャイアンツの面談も受けていた。2度目の面談を経て、レイダースは心を決めたようだ。
ミネソタ・バイキングス(2021年)とニューオーリンズ・セインツ(2024年)でも1年間、攻撃コーディネーターを務めた経験があるクビアックは、2013年にバイキングスのオフェンシブクオリティコントロールコーチとしてリーグでのキャリアをスタートさせた。2016年から2018年はデンバー・ブロンコスの攻撃アシスタントとして、短い期間ながら父ゲイリー・クビアックと共に仕事をしている。当時、ゲイリー・クビアックはブロンコスのヘッドコーチとしての初年度に臨んでいた。
契約が正式なものとなれば、クビアックは父に近い年齢のコーチたちが率いる地区に加わることになる。カンザスシティ・チーフスのアンディ・リードHC(67歳)、ブロンコスのショーン・ペイトンHC(62歳)、ロサンゼル・チャージャーズのジム・ハーボーHC(62歳)は、いずれもクビアックより20歳以上年長だ。
問題は経験の差だけではなく、クビアックはしばらくの間そのどちらも欠いていたチームで、安定性と成功を見い出さなければならない。
ヘッドコーチを解任した後、ピート・キャロル時代もわずか1シーズンで終わってしまったレイダースにとって、戦いの道は険しいものになるだろう。しかし、それを率いる人物として、レイダースにはクビアックが際立って見えた。
勝者になるために、長い時間を過ごしてきたレイダース。これと見込んだヘッドコーチをつかまえるのにあと1週間を待つことなど、何の問題にもならないはずだ。
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