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ウェンツのトレードは自分へのイーグルスの信頼を示しているとQBハーツ

2021年03月09日(火) 16:29

フィラデルフィア・イーグルスのジェイレン・ハーツ【AP Photo/Rick Scuteri】

フィラデルフィア・イーグルスがクオーターバック(QB)カーソン・ウェンツをトレードしたことで、ジェイレン・ハーツのフルタイムのQB1への道が開けた。

4試合の先発でプレーメークの能力の片りんを見せたハーツだが、試合の絶対数が少ないために、2巡目指名を受けたこのQBについての疑念はまだ残っている。

22歳のハーツは『The Adam Schefter Podcast(アダム・シャフター・ポッドキャスト)』にて、今回のトレードをチームに自分が違いを作り出せる選手であることを示すチャンスだと見なしていると語った。

「俺にとっては一つのチャンスっていうだけだと思っている。俺が選手としてどんな存在になり得ると(イーグルスが)考えているかを示している。彼らが正しいってことを証明したいんだ」とハーツは語った。

ルーキーとしてハーツはパス成功率52%、1,061ヤード、タッチダウン6回、インターセプト4回をマーク。デュアルスレットの選手として、そのモビリティはイーグルスの攻撃陣を助け、ラッシングによる354ヤードとタッチダウン3回を63回のアテンプトで記録している。オクラホマ大学からNFL入りを果たしたときに期待された以上の正確性を示してきたのがハーツだ。

ウェンツのトレードによって、これまでに予想していた以上のプレッシャーがかかることはなかったとハーツは述べた。

「自分がコントロールできることをするとか、自分にできる限りのベストプレーヤーであるとか、これまでずっとやってきたのと同じメンタリティを保つという感じ」と言うハーツは、トレードについて「あまり俺がかかわることじゃないから、立ち入らない」と続けた。

イーグルスは全体6位でQBを指名することも可能だが、これまでに伝えられるところによれば、ハーツを中心にチームを組み立てていくことを望んでいるようだ。最も高い順位の指名権を使ってブロックを強化すれば、若きQBには大いに役立つだろう。

ウェンツには何の悪感情もないというハーツは、次のように話した。

「彼には祝福のメッセージを送った。何よりもベストを祈っているし、彼の活躍を願っている。彼の残りのキャリアが素晴らしいものになることを願っているよ」

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