サラリーキャップの金額が決まり、アグレッシブなロースター整理をスタートさせたニューオーリンズ・セインツが2人の注目すべき選手を街から送り出すことを決断した。

『NFL Network（NFLネットワーク）』のイアン・ラポポートは情報筋の話として、セインツがワイドレシーバー（WR）エマニュエル・サンダースをリリースすると報道。また、ラインバッカー（LB）クワン・アレキサンダーも近々放出される見込みだとラポポートは付け加えている。

このリリースでセインツは必要となるキャップスペースを1,900万ドル（約20億6,000万円）以上節約できるといい、アレキサンダーのリリースにはデッドマネーが含まれていない。サンダースの離脱はデッドキャップの400万ドル（約4億3,400万円）を占める。

サンダースはこの2シーズンを通して放浪する雇われ兵のようになっており、デンバー・ブロンコスで6年を過ごした後、スーパーボウル出場を果たした2019年シーズンを前にサンフランシスコ・49ersにトレードされ、その後、2020年には同じようにロンバルディー・トロフィーを追い求めたセインツと契約した。どちらのケースでもサンダースは確固たる貢献者となり、現在33歳ではあるものの、レシーバーにベテランを求めているチームがあればその価値をもたらすことはできるだろう。

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