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RBバークリーのケガが5年目の判断要素になるとジャイアンツGM

2021年03月11日(木) 09:06


ニューヨーク・ジャイアンツのセイクワン・バークリー【AP Photo/Charles Rex Arbogast】

多くのチームにとってドラフト1巡指名選手の5年目オプションを行使するかどうかは決断というほどのものではない。選手がチームにとって不可欠な存在かどうか、そのどちらかだ。

ニューヨーク・ジャイアンツのジェネラルマネジャー(GM)デイブ・ジェトルマンは現地9日(火)、ランニングバック(RB)セイクワン・バークリーのACL(前十字靱帯)損傷によりチームにとって判断がより難しいものになる可能性があると示唆した。

チームの公式発表の中でバークリーのケガに触れたジェトルマンGMは「つまり、それが議論の一部になると思う。もちろん、この春に5年目オプションを行使するかどうかの判断を下さなければならない。繰り返しになるが、医学的な問題になるということだ。不明であり、やらなければならないことと言えばトレーナーと医師の関与をもって最善の決断を下すことだ」とコメントしている。

2018年にNFL攻撃部門最優秀新人賞を受賞したバークリーは2020年、ケガによって2試合の出場にとどまり、ラン19回、34ヤードしか記録できていない。

それでも、当時のバークリーにドラフト全体2位指名の価値があったと同意するか否かにかかわらず、フィールドでバークリーを生かすジャイアンツの攻撃の方が優れていることは間違いない。

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