ニュース

2021年NFLドラフト、17チームが補償指名権を獲得

2021年03月11日(木) 09:37


【NFL】

2021年NFLドラフトの開幕まで50日あまりとなった現地10日(水)、NFLは37の補償ドラフト指名権を17チームに分配したことを発表した。

今回のリストには標準の32の補償指名権に加えて、多様性の採用を促進するNFLの新ルールの一環として、ヘッドコーチおよびジェネラルマネジャーにマイノリティを採用した場合は3巡目の最後に追加される4つの選択権が含まれている。

リーグのルールに基づき、前年にフリーエージェント(FA)で獲得した選手数よりもFAで失った選手数が多いチームに対して指名権が補償される。対象となるフリーエージェント(フリーエージェント補償/CFA)の数値を基準にして3巡目から6巡目が範囲となる。

ダラス・カウボーイズが3巡目から6巡目までの各ラウンドでそれぞれ1回、合計4つの指名権と最多で、アトランタ・ファルコンズ、グリーンベイ・パッカーズ、ロサンゼルス・ラムズ、サンフランシスコ・49ersが多様性雇用の補償を含め、それぞれ3枠の補償ドラフト指名権を付与されている。

補償ドラフト指名権の最上位にあたる全体96位指名権を手に入れたのはニューイングランド・ペイトリオッツだ。

CFAは年俸、出場時間、ポストシーズン出場有無を基に決定され、NFL経営協議会(NFLマネジメントカウンシル)が算出する。この手法はすべてのFAに適用されるものではなく、また、各チームが契約調印したすべてに適用されるものでもない。1回のドラフトにつき、1つのチームが4枠以上の補償指名権を得ることはない。

2021年NFLドラフトの補償指名権は以下の通り。

3巡目
全体順位
チーム
96 ニューイングランド・ペイトリオッツ
97 ロサンゼルス・チャージャーズ
98 ニューオーリンズ・セインツ
99 ダラス・カウボーイズ
100 テネシー・タイタンズ
101 ロサンゼルス・ラムズ
102 サンフランシスコ・49ers
103 ロサンゼルス・ラムズ
104 ロサンゼルス・ラムズ
105 ボルティモア・レイブンズ
106 シアトル・シーホークス
107 ニューオーリンズ・セインツ
4巡目
全体順位
チーム
139 ダラス・カウボーイズ
140 ニューイングランド・ペイトリオッツ
141 ピッツバーグ・スティーラーズ
142 ロサンゼルス・ラムズ
143 グリーンベイ・パッカーズ
144 ミネソタ・バイキングス
145 カンザスシティ・チーフス
5巡目
全体順位
チーム
178 グリーンベイ・パッカーズ
179 ダラス・カウボーイズ
180 アトランタ・ファルコンズ
181 サンフランシスコ・49ers
182 カンザスシティ・チーフス
183 アトランタ・ファルコンズ
184 ボルティモア・レイブンズ
6巡目
全体順位
チーム
217 タンパベイ・バッカニアーズ
218 ニューオーリンズ・セインツ
219 アトランタ・ファルコンズ
220 グリーンベイ・パッカーズ
221 シカゴ・ベアーズ
222 カロライナ・パンサーズ
223 ミネソタ・バイキングス
224 フィラデルフィア・イーグルス
225 フィラデルフィア・イーグルス
226 カロライナ・パンサーズ
227 ダラス・カウボーイズ
228 シカゴ・ベアーズ

【C】