キッカー（K）ヤンオエ・クーの復活劇が新たなシーズンを迎える。

クーがアトランタ・ファルコンズと再び契約したことをチームが現地11日（木）に発表した。ファルコンズはワイドレシーバー（WR）クリスチャン・ブレイクやコーナーバック（LB）タイラー・ホール、ディフェンシブエンド（DE）ジェイコブ・トゥイオタイ・マリナーとも再契約している。

クーは独占権フリーエージェント（FA）であり、チームが望む限り戻ってくることになっていた。2020年のフィールドゴール成功数でリーグをリードしたクーに対し、今回の決断は考えるまでもなかったようだ。

クーはプロとして最初のシーズンをロサンゼルス・チャージャーズで4試合に出場するにとどまった後、今は存在しないアライアンス・オブ・アメリカン・フットボール（AAF）でプレー。2020年はクーのフットボールキャリアの素晴らしい章が始まり、50ヤード以上のフィールドゴールを8回中すべて成功させた。また、ファルコンズの1シーズンあたりのフィールドゴール成功数記録を更新している（マット・ブライアントの35回を追い抜く37回）。また、初めてプロボウルにも選出されている。

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