パーカの袖を切り落とすのと同じように、ビル・ベリチックは新しいヘアスタイルを決めた。

彼は髪をすっきり刈り取ってしまった。

ニューイングランド・ペイトリオッツの伝説的ヘッドコーチ（HC）は、ボストン小児病院のためのチャリティーで、自ら丸刈りになっている。カットを担当したのはラインバッカー（LB）のブランドン・キング。しばらくは見慣れないHCの姿に戸惑うことになるかもしれない。

Cuts for a cause ✂️
The barber: @_king205
In the chair: Bill Belichick pic.twitter.com/ELMVS4c9jx

— New England Patriots (@Patriots) March 11, 2021

これほど短い髪のベリチックを見るのはかなり久しぶりかもしれない。時間を割き、チャリティーのために行動した彼に拍手を送ろう。

それにしても、キングの役割に触れずにはいられない。彼はまず、ボスの髪をとかすことから作業を始めている。そしてバリカンのスイッチを入れ、一気に刈り始めた。なかなかの度胸だ。

終始冷静なベリチックだが、膝に落ちた髪の束を手に取った時ばかりは少々名残惜しそうな表情を見せた。QBキャム・ニュートンいわく、“誤解されやすい”というのはこういう面のことなのかもしれない。

最終的には上々の仕上がりとなった。善意のための行動だ。丸刈りよ、永遠なれ。

【M】