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パンサーズ柄のスーツで引退セレモニーに臨んだLBトーマス・デービス

2021年03月12日(金) 16:24

カロライナ・パンサーズのトーマス・デービス【AP Photo/Bob Leverone】

ラインバッカー(LB)トーマス・デービスにとって、ブラックとブルーを再びまとうことなくNFLを引退するのは何か間違っていることに感じられただろう。

現地11日(木)、カロライナ・パンサーズはデービスが違和感なく引退できるチャンスを用意した。パッドやヘルメットは必要のない状態でだ。

2シーズンを除き、これまでに戦った16シーズンのすべてをパンサーズのメンバーとして過ごしてきたデービスは、同じくパンサーズで活躍した選手として知られるタイトエンド(TE)グレッグ・オルセンと共同で引退セレモニーを行っている。その際のデービスの衣装は、”The Mayor(市長)”というニックネームで呼ばれたパンサーズ時代を象徴するものだった。

特注で用意されたブラックのブレザーには長くキャプテンとして活躍したことや、2014年にウォルター・ペイトン・マン・オブ・イヤーを受賞したことを示すワッペンがついている。また、後ろには“Davis Sr 58”と描かれている。

過去2シーズンは別の場所で送ったものの、元オールプロおよびプロボウラーのLBとシャーロット市のつながりが途切れることはないだろう。そして、フィールドでの活躍と同じくらい際立ったファッションチョイスによって、デービスはパンサーズの一員として過ごした日々を心から誇りに思っていることを堂々と示した。

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