5年連続でプロボウルに選出されたフルバック（FB）カイル・ユーズチェックはNFLで最高のFBとしての地位を確立した。

サンフランシスコ・49ersがユーズチェックを手放さないのも当たり前のことだ。

ユーズチェックが49ersとの5年2,700万ドル（約29億5,000万円）の契約にサインしたと『NFL Network（NFLネットワーク）』のイアン・ラポポートが現地14日（日）に伝えている。

ボルティモア・レイブンズでキャリアをスタートしたユーズチェックはレイブンズでのラストシーズンだった2016年から5年連続でプロボウルに選ばれている。レイブンズを離れたユーズチェックは2,100万ドル（約22億9,000万円）の4年契約でサンフランシスコに拠点を移していた。

カイル・シャナハンヘッドコーチ（HC）の攻撃陣の重要な歯車として機能したユーズチェックは49ersのラッシングアタックにおいて毎年活躍。過去2年は負傷の多かった49ers攻撃陣だが、勢いが衰えることはあまりなかった。

フリーエージェンシーを迎える上で49ersが果たすべき責任は、チームの外を見るのではなく、今抱えている才能を維持することにある。ユーズチェックとの契約は49ersがそれを実行する最初の例となっている。

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