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ペイトリオッツがOTキャノンのテキサンズへのトレードに合意

2021年03月15日(月) 11:32


ニューイングランド・ペイトリオッツのマーカス・キャノン【Aaron M. Sprecher via AP】

フリーエージェント(FA)が間近に迫る中でヒューストン・テキサンズはトレード戦線で忙しい日曜日を送った。

ニューイングランド・ペイトリオッツがオフェンシブタックル(OT)マーカス・キャノンをテキサンズにトレードすると『NFL Network(NFLネットワーク)』のイアン・ラポポートが報じた。このトレードには指名権の交換も含まれているとラポポートはつけ加えている。

ラポポートが言うように今回の契約には「旧友」が絡んでおり、テキサンズの新ジェネラルマネジャー(GM)ニック・カセリオは、古巣ペイトリオッツおよびそのヘッドコーチ(HC)ビル・ベリチックと話を進めてきた。

同じ日曜日(現地14日)にテキサンズは、元プロボウル選手のインサイドラインバッカー(ILB)ベナードリック・マッキニーを、マイアミ・ドルフィンズのディフェンシブエンド(DE)シャック・ローソンとトレードすることにも成功。

ラポポートはキャノンのトレードが日曜日以前に合意されていたと指摘する一方、この2つの取引が「多くの助けを必要とするロースターを改善するために動いている」カセリオGMが打ち出した計画の最後になるとは思えないと報じた。

32歳のキャノンはペイトリオッツでスーパーボウル優勝を3度経験しているものの、2020年は新型コロナウイルス(COVID-19)のパンデミックを理由にオプトアウトしているため、プレーするのは2019年以来となる。このベテランオフェンスラインマンはペイトリオッツで962万ドル(約10億5,000万円)のキャップスペースを占めており、ペイトリオッツは特にその金額では彼の復帰を予定していなかったとNFLネットワークのマイク・ジアルディは伝えた。

2011年に5巡目指名でペイトリオッツに入団したキャノンはこれまでのキャリア全てをニューイングランドで過ごしてきたが、これから出身地のテキサスに戻る。

キャノンが苦戦しているテキサンズのオフェンスラインの助けとなることが見込まれる一方で、ペイトリオッツのフロントにはラスベガス・レイダースから戻ってくるOTトレント・ブラウンを迎える余地ができた。

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