元スーパーボウルMVPで長きにわたってボルティモア・レイブンズのフランチャイズクオーターバック（QB）だったジョー・フラッコが、ここ4シーズンで4つ目のチームに向かう。

フラッコがフィラデルフィア・イーグルスと契約することをエージェントが明らかにしている。この契約は1年350万ドル（約3億8,000万円）で、最大で750万ドル（約8億1,000万円）になる可能性があると『NFL Network（NFLネットワーク）』のイアン・ラポポートとトム・ペリセロが伝えた。チームも後にフラッコとの契約を認めている。

フラッコが加入することで、イーグルスはジェイレン・ハーツが2年目を迎えようとしているQBルームに経験を加えることができる。連続してラマー・ジャクソン、ドリュー・ロック、サム・ダーノルドとプレーしてきたフラッコにとってはおなじみの状況だ。

2019年にデンバー・ブロンコスで先発QBとして開幕を迎えながら故障者リザーブとして終わった後、フラッコはニューヨーク・ジェッツでダーノルドのバックアップを務めたものの、ダーノルドの負傷によって先発ラインアップ入り。4試合の先発を含む5試合で864パスヤード、タッチダウン6回、インターセプト3回を記録した。

13シーズンとスーパーボウルの経験を持つ36歳のフラッコは、22歳のハーツをメンターとして導くだろう。

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