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テキサンズQBワトソンの弁護人が声明を発行、疑いをすべて否定

2021年03月24日(水) 11:23


ヒューストン・テキサンズのデショーン・ワトソン【AP Photo/Charlie Riedel】

ヒューストン・テキサンズのクオーターバック(QB)デショーン・ワトソンの弁護人が現地23日(火)に声明を出し、「デショーンが女性に性的行為を強要したとの申し立てはすべて完全なる誤り」だと述べた。また、この声明では原告の一人が以前にワトソンを恐喝しようとしたとも述べられている。

今週になってワトソンへの申し立ては増加し、現在はテキサス州ハリス郡で16の訴えが起こされている。16名の女性すべての弁護人を務めるのがヒューストンの弁護士であるトニー・バズビーだ。現地23日(火)に新たに提訴された2件も内容は以前のものと同様で、マッサージ中のわいせつ行為や性的行為の強要を訴えている。

ワトソンの弁護士であるラスティ・ハーディンは「われわれとデショーンは最初に、性的暴行やハラスメントは違法であるだけではなく、道徳的に間違っているということを強調したい」と述べた。

「特に訴訟に名前が添えられるとき、女性が不当な扱いを受けたことを訴えようと進み出るのは勇気のいること。われわれはこれらの訴えを軽く受け止めてはいない。しかしながら、被告人に対する公正さもまた重要だ」

ハーディンはさらに、疑いについて調査を行うために原告の名前を内密に提供するようにとの要請をバズビーが拒絶したとも明かしている。

また、ハーディンは自分のチームが原告の一人を特定できたと考えており、「訴えが虚偽であることを示す強力な証拠がある」とも説明。

「われわれは先週、近年にデショーンと働いたことのある多くの有資格のマッサージセラピストから数えきれないほどの自発的なコメントを受け取った」とハーディンは述べ、次のように続けている。

「これらの女性は彼をジェントルマンで模範的なクライアントであり、不適切なふるまいを行ったことはないと述べていた」

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