ヒューストン警察は現地2日（金）に提出された報告書を受けて、ヒューストン・テキサンズのクオーターバック（QB）デショーン・ワトソンに対する告訴に関連した調査を開始した。

ヒューストン警察の声明によると、「本日、ヒューストン警察にデショーン・ワトソンに関する告発が申し立てられた。他の告発と同様、ヒューストン警察は目下調査を進めており、調査中においてはこれ以上のコメントを控えさせていただく」とのこと。

ワトソンは現在、マッサージの施術中にわいせつ行為や性的暴行があったとして21件の民事訴訟に直面しており、最新の訴訟は火曜日に申し立てられた。

ワトソンの弁護人であるラスティ・ハーディン氏はヒューストン警察の発表を受けて2日に声明を発表し、次のように述べている。

「われわれは大幅に遅れた今回の進展を歓迎している。これにより少なくとも1人の告発者の身元が判明する。われわれはヒューストン警察に全面的に協力していく」

訴状はいずれもテキサス州ハリス郡で提訴されており、すべての原告の弁護はヒューストンの弁護士、トニー・バズビー氏が担当している。

バズビー氏はこれまで、ワトソンを訴えた複数の告発者から得た証拠を捜査当局に提出する予定だと述べてきたが、先の火曜日に発行した声明で「私と私のクライアントはどこか別の場所で証拠を調査当局に提出するつもりだ」と説明し、ヒューストン警察への証拠公開に消極的であることを明かした。

NFLはワトソンに対する疑惑を調査している。

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