ニューオーリンズ・セインツ攻撃陣のバックフィールドではアルビン・カマーラが主役の座を確保しているが、バックアップの座をめぐっては少なくともより活発な競争が繰り広げられている。『NFL Network（NFLネットワーク）』のイアン・ラポポートによれば、セインツがフリーエージェント（FA）のランニングバック（RB）デボンタ・フリーマンと1年契約を結んだという。

29歳のフリーマンは契約に先だって現地31日（土）にチームを訪問している。

セインツはフリーマンがアトランタ・ファルコンズに所属していた全盛期に、地区ライバルとして年に2回対戦してきた。フリーマンは2015年と2016年のシーズンに連続して1,000ヤードを達成しており、それぞれの年にプロボウルにも出場している。ニューヨーク・ジャイアンツで過ごした唯一のシーズンとなった昨年は、足首とハムストリングのケガで故障者リストに入っていたこともあり、わずか4試合の出場と54回のキャリーしか記録していない。

セインツにいるカマーラの主なバックアップは、昨季に656ランヤードを獲得し、キャリー1回あたり平均4.5ヤードをマークしたラタビアス・マレーだ。その他、セインツのランニングバックにはトニー・ジョーンズJr.やスティービー・スコット三世、ドウェイン・ワシントンもいる。加えて、ワイドレシーバーのポジションに登録されてはいるものの、ラッシャーとして活躍するタイ・モンゴメリーの存在もある。

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