クオーターバック（QB）カーソン・ウェンツが今週の練習でフルチームのレップスに参加するとのプランに問題が発生した。

現地30日（月）、インディアナポリス・コルツがウェンツをリザーブ／COVID-19（新型コロナウイルス感染症）リストに置いたことを発表している。

センター（C）ライアン・ケリーとレシーバーのザック・パスカルも同じリストに加えられた。

ウェンツとケリー、パスカルは陽性反応が出たスタッフとのハイリスクな濃厚接触があったと判断されたと『NFL Network（NFLネットワーク）』のトム・ペリセロが報じている。検査で陰性かつ無症状であれば、3人は5日後にチームに合流できる。ワクチン接種が完了していない選手がハイリスクな濃厚接触があったと断定された場合、5日間の隔離を行わなければならない。

コルツは今週を使ってウェンツにフルチームのレップスに参加させ、今月初めに受けた足の手術からの回復具合を見ようと計画していた。

ウェンツが9月12日（日）にシアトル・シーホークスと対戦するコルツのシーズン第1週に間に合うかどうかを判断するために、今週が重要だと考えていたコルツ。フルで練習したときにウェンツがどういった反応を示すかがカギになると思われていた。ヘッドコーチ（HC）のフランク・ライクは日曜日に、ウェンツの健康状態を判断する上で今週が“ビッグウイーク”だと話している。

しかし、そのプランは変更を強いられた。

コルツのシーズンキックオフまで2週間足らずの段階でウェンツがリザーブ／COVID-19リストに入ったことで、初戦の出場可能性が危うくなっている。たとえ第1週までにリストから外れたとしても、ライクHCは限られた練習しか行っていないウェンツを先発させるだろうか？

ウェンツがシーホークス戦に先発しない場合、2年目のジェイコブ・イーソンがコルツ攻撃陣を率いる見込みだ。

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