予想された通り、ヒューストン・テキサンズはシーズン初戦のジャクソンビル・ジャガーズ戦でデショーン・ワトソンを使うつもりはないようだ。

ジェネラルマネジャー（GM）のニック・カセリオは現地8日（水）、『SportsRadio 610（スポーツラジオ610）』の中で、ワトソンが日曜日にプレーするとは考えていないと述べた。

「彼がプレーするとは思っていない」とカセリオ。「われわれの焦点はジャクソンビル戦に向けて準備を整えることであり、チームはそれに取り組んでいく」

マッサージ中に性的暴行と不品行を働いたとして3月と4月に22件の民事訴訟を起こされたワトソンをテキサンズが出場させないということは、注目には値するが驚きではない。

今週始め、テキサンズは第1週の先発にタイロッド・テイラーを指名した。少なくともシーズン初戦に関しては、ワトソンを使う計画がないという表れだ。

カセリオはこの日、ワトソンの将来については日々様子を見ながら決定するとの発言を繰り返した。

「前にも話した通り、本当に日々様子見の状態なんだ」と彼は述べた。「1日1日進んでいくのみだが、日曜日に彼がプレーするとは思っていない。これについては進みながら再調整していく」

NFL側が行っている調査も含めてワトソンのフィールド外の問題に決着がつく見通しが立たない中、テキサンズ陣営からはシーズンを通して同様の言葉を繰り返し聞くことになりそうだ。

【M】