今週末、インディアナポリス・コルツはプランBに頼ることになるかもしれない。

足首の捻挫を抱えるクオーターバック（QB）カーソン・ウェンツは現地24日（金）に限定的ながら復帰を果たし、ヘッドコーチ（HC）フランク・ライクはウェンツが日曜日に控えるテネシー・タイタンズ戦に出場する可能性があると明かした。ただし、ウェンツはクエッショナブルとして登録されている。

ライクHCは『The Athletic（ジ・アスレチック）』のスティーブン・ホルダーに対し、「ここからの24時間以内にどういう反応を示すか見てみる。試合前の決断になるだろう」と明かしている。

この展開は意外だ。コルツは木曜日、練習生のQBブレット・ハンドリーをファーストチームでの練習に参加させ、ウェンツが出場できない場合にはハンドリーとバックアップQBのジェイコブ・イーソンの両方を出場させられるよう準備しているように思われた。その後、ウェンツが金曜日にフィールドに立ち、今週末のプレーにフィジカル的に十分な状態にあるようだったとも伝えられている。

ウェンツは27対24でロサンゼルス・ラムズに敗れた試合終盤に足首を捻挫。コルツは経験の浅いイーソンを投入せざるを得なかった。地区ライバルと対戦するシーズン第3週に勝ち星を手に入れられなければ今季を0勝3敗でスタートさせることになるが、ウェンツが出場可能となれば、勝利を手にするチャンスは確実に広がるだろう。

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