パンサーズRBマカフリーは数週間の離脱か
2021年09月25日(土) 07:10クリスチャン・マカフリーがまたしばらく休むことになりそうだ。
カロライナ・パンサーズはスターランニングバック(RB)マカフリーの痛めたハムストリングの検査を継続しており、数週間の離脱が予想されている。『NFL Network(NFLネットワーク)』のイアン・ラポポートが現地24日(金)に報じた。ただし、チームはマカフリーを故障者リザーブ(IR)に置く予定はないとのこと。
パンサーズのヘッドコーチ(HC)マット・ルールは金曜午後にマカフリーのステータスについて、IR入りの可能性はあるものの、現在は検討していないと明かした。
マカフリーは木曜日に行われたヒューストン・テキサンズ戦の第2クオーターに2ヤードを走った後、足を引きずっていた。メディカルテントに向かった後、試合から除外されている。この試合で7回のキャリーと31ヤードを記録し、2回のレシーブでは9ヤードをマークした。
その後は新人RBチュバ・フバードが主にランでの前進を担い、今後は先発として活躍することになるだろう。11回のランで52ヤードを記録、レシーブでも3回、27ヤードとこれまでで最も多くの仕事を果たしている。また、オフシーズンに獲得したロイス・フリーマンもマカフリーの欠場を受けて活躍の場を広げる可能性がある。パンサーズはバランスの取れたオフェンスを武器に、アグレッシブなディフェンスを展開して3勝0敗という驚異的なスタートを切っている。
主力選手を長期にわたって失うことは確かに痛手だ。それでも、決してその状況に不慣れなわけでもない。2019年にオールプロに選ばれたマカフリーは最初の3シーズンで欠場ゼロだったものの、昨年は足首と肩の負傷に見舞われてわずか3試合にしか出場していない。指揮官2年目のルールHCと攻撃コーディネーター(OC)ジョー・ブレイディが定着し、クオーターバック(QB)サム・ダーノルドはキャリアで一番のパフォーマンスを発揮していることもあり、今回はマカフリーの不在に耐えられる体制が整っているとも言えよう。
ダーノルドは23日、報道陣に「彼が不在でも大丈夫だろう。もちろん、戻ってきてほしいけど、今はしっかりと時間をかけてほしいし、シーズン末に向けていい状態にしてもらいたい」とコメントした。
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