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QBロジャースと再契約の可能性を探るスティーラーズ、フランチャイズQB獲得も模索中

2026年02月25日(水) 12:06

ピッツバーグ・スティーラーズのジェネラルマネジャー(GM)オマール・カーンとアーロン・ロジャース【NFL】

当初は単なる希望的観測に過ぎないと思われていたが、クオーターバック(QB)アーロン・ロジャースが2026年にピッツバーグ・スティーラーズへ復帰する可能性は、今や現実味を帯びているようだ。

ただし、決断に至るまでのプロセスが前回のように長引くとは考えない方がいい。

現地24日(火)、インディアナポリスで開催されている2026年NFLスカウティングコンバインで、スティーラーズのジェネラルマネジャー(GM)オマール・カーンは「状況は少し異なると考えているが、これまでの対話を通じて、どちらの側も昨年ほど事態を長引かせることは望んでいないはずだ」と語った。

ロジャースはスティーラーズでの初シーズンとなった2025年、パス成功率65.7%で3,322ヤード、タッチダウン24回、インターセプト7回という成績を残し、2026年も続投させるべきだと思わせるに十分なパフォーマンスを披露した。それと同様に重要だったのが、ロジャースに期待されていた役割だ。それはチームメイトに対するフィールド上での激昂や、そこから得られたポジティブな結果にも表れていた。ベテラン(かつ自他共に認める偏屈な)リーダーシップを発揮したロジャースは、スティーラーズのAFC(アメリカン・フットボール・カンファレンス)北地区優勝に大きく貢献した。

もしロジャースがスティールシティでマイク・トムリンと合流していなければ、AFC北地区を制したスティーラーズがプレーオフに進出することさえなかった可能性が高い。しかし、2026年からチームを率いるのは別のコーチだ。幸いなことに、ロジャースは新ヘッドコーチ(HC)のマイク・マッカーシーのこともよく知っている。

「アーロンが戻ってくるための門戸は開かれている。彼とは話をさせてもらった」とカーンは述べている。

「先週も彼と話したし、マイク・マッカーシーも彼と話している。われわれが彼をどう評価しているかは伝わっているはずだ。今はプロセスを進めているところだ。彼はフリーエージェントであり、ロースターには入っていないが、われわれの気持ちは分かっているだろう」

ロジャースはオフシーズンの動向に関して慎重なことで知られており、特にここ5年間は、何が彼の決断を後押しするのかを正確に見極めるのは困難なケースも多かった。グリーンベイ・パッカーズによる引退への誘導とも取れる動きに憤慨し、ニューヨーク・ジェッツではハッピーエンドを望んだものの、現実は理想とは程遠いものとなった。そして、多くの人が最後の一年を過ごす場所だと信じていたピッツバーグで、彼はようやくその両者の妥協点を見出したように思われた。しかしながら、スティーラーズで見せた高いパフォーマンスとチームへの貢献度は、さらなる続編への扉を開いた。トムリンが退任したことで、ロジャースが再び新天地を求める可能性も浮上している。

スティーラーズがマッカーシーを招聘したことで、再タッグに向けた道筋は整った。しかし、ロジャースが2026年もピッツバーグでプレーする自身の姿を思い描いているかどうかは、時が経たなければ分からない。

「それはアーロンに聞くべき質問だ。彼はわれわれの思いを知っているし、われわれも彼がチームをどう思っているか分かっている」とカーンはコメントした。

「双方にとって良い経験だった。そこには相互の敬意がある」

ロジャースの決断がどうあれ、スティーラーズがこのポジションにおける長期的な答えを必要としている事実に変わりはない。2026年ドラフト候補のクオーターバックはそれほど層が厚くないものの、フリーエージェント(FA)市場ではパッカーズのバックアップを務めたマリク・ウィリスのような興味深い候補者に関心が集まる見込みだ。また、2025年ドラフト6巡目指名のウィル・ハワードも、育成枠の選択肢として期待されている。ルーキーイヤーはケガの影響で出場機会に恵まれなかったが、そのポテンシャルには依然として注目が集まっている。

「すべてのファンと同じように、われわれも次の10年から15年にわたってクオーターバックを任せられる次世代のフランチャイズプレイヤーを探し求めている。それがウィルになるかもしれない」とカーンは語った。

「それはまだ分からないが、ウィルと一緒に仕事ができることを楽しみにしている。去年のドラフト時も彼のことを非常に高く評価していた。残念ながらケガの影響でプレシーズンにその姿を見ることはできなかったが、練習での成長ぶりには目を見張るものがある。新しいコーチ陣、特にマッカーシーも彼と取り組むことを本当に楽しみにしている」

カーンにとって、すべては適合性の問題だ。スティーラーズには、激しいぶつかり合いが繰り広げられるAFC北地区でのプレーに耐えうる司令塔が必要であることを、彼は十分に理解している。

「求めている特性はいくつかあるが、最も重要なのはAFC北地区のクオーターバックとしてふさわしい人材を見つけ出すことだ」とカーンは述べている。

「AFC北地区でのプレーは、他とは一線を画す。寒冷な気候、ライバル関係、地区全体の激しさ、そして地区特有のフィジカルな戦い。それに適応できるQBでなければならない」

2026年に向けて歩みを進めるスティーラーズの前には、複数の選択肢が用意されている。最大のキーマンであるロジャースが、再びこの盤面に戻ることに興味を示すかどうかが、今後の焦点となる。

【R】