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最終故障者報告にブラウンズWRオデル・ベッカムの名前なし、ベアーズ戦出場へ

2021年09月25日(土) 03:48

クリーブランド・ブラウンズのオデル・ベッカム【AP Photo/David Dermer】

オデル・ベッカムが帰ってくる。

クリーブランド・ブラウンズのスターレシーバーの名前は現地24日(金)のチームの故障者報告になく、彼の2021年初のプレーを見ることができそうだ。ベッカムは昨シーズンの第7週にACL(前十字靱帯/ぜんじゅうじじんたい)を痛めてシーズン終了となって以来、フィールドに現れていない。

ベッカムなしでブラウンズは昨シーズンのラスト11試合のうち7試合で勝利して驚きのプレーオフ進出を果たし、ワイルドカードでピッツバーグ・スティーラーズに番狂わせの勝利を飾った。クリーブランドには何度もベッカムを使う機会があったはずで、特にカンザスシティ・チーフスに惜敗したディビジョナルラウンドでそうすることもできたはずだが、彼らはジャービス・ランドリー、ラシャード・ヒギンス、ドノヴァン・ピープル・ジョーンズとカダレル・ホッジスで構成されるグループで前進を続けた。

ランドリーはブラウンズが勝利したシーズン第2週のテキサンズ戦でMCL(内側側副靭帯/ないそくそくふくじんたい)を痛めて現在故障者リザーブ(IR)に入っている。親友のフィールドへの帰還を迎えることはできないが、3週間のIR期間を終えた後は彼との合流を望むだろう。

ベッカムは2020年に膝を痛めるまでは良いスタートを切り、23回のキャッチで319ヤード、タッチダウン3回を記録していた。ダラスでさく裂した彼の3回のタッチダウンはカウボーイズを苦しめ、それはチームでの彼のベストパフォーマンスとなり、2020年に彼がスーパースターらしい調子を取り戻せるのではとの期待が高まっていた。その明るい兆しも膝のケガで終了し、ベッカムは長く、人と断絶されたリハビリプロセスへと向かうことになる。今週になるまで彼は記者団に口を閉ざしてきた。

ベッカムの復帰で、クリーブランドは全体的なパスの生産性改善を目指すだろう。コンプリート率でクオーターバック(QB)ベイカー・メイフィールドはリーグ首位に立っているが、この2試合でタッチダウンパスは、ルーキーランニングバック(RB)デメトリック・フェルトンへの33ヤードのスクリーンパス1回しかない。ブラウンズのRBの強さは目を見張るほどで、彼らは勝利のチャンスをつかむためにメイフィールドに試合平均300ヤードを投げてもらう必要はない。だが、日曜日の前半にオフェンスのリズムに苦しんでいた彼らにベッカムが加わることは、決して悪い影響にはならないだろう。

ランドリーのケガの後で、ベッカムの復帰はこれ以上ないほどのタイミングだ。サンデーゲームのベアーズ戦で彼らが2勝1敗とできるかは見ものだ。

この他のけが人情報としては、タックル(T)クリス・ハバードとラインバッカー(LB)シオーネ・タキタキは欠場が決定。先発オフェンシブラインマンのJC・トレッターとジェドリック・ウィルズはクエッショナブルとなっている。

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