ピッツバーグ・スティーラーズのアウトサイドラインバッカー（OLB）T.J.ワットが現地5日（日）に控えるボルティモア・レイブンズ戦に出場できるようになった。

土曜朝にチームはワットをリザーブ／COVID-19リストからアクティブ登録したと発表。

月曜日にリザーブ／COVID-19リストに置かれたワットはシーズン第13週の出場が危ぶまれていた。

『NFL Network（NFLネットワーク）』のアディティ・キンカブワラによると、今週を通してスティーラーズは練習の様子を映したビデオをワットに送っており、ワットは隔離期間中にレイブンズに対するゲームプランを把握していたという。

5勝5敗1引き分けの成績でAFC（アメリカン・フットボール・カンファレンス）北地区の重要な戦いに臨むスティーラーズ。精彩を欠く現状に歯止めをかけたいスティーラーズは、ワットの復帰に安堵のため息をつくだろう。また、シーズン第14週の木曜夜に行われるミネソタ・バイキングス戦に向けても急ピッチで準備を進めており、ワットの復帰はより重要なものとなっている。

今季9試合に出場したワットはサック12.5回、タックル41回（うちタックルフォーロス13回）を記録し、AP通信守備部門年間最優秀選手の候補となっている。ワットは股関節と膝のケガでシーズン第11週を棒に振った後、先週日曜日に負けたシンシナティ・ベンガルズ戦でチームに復帰したばかりだった。

スティーラーズはレイブンズ戦でワットを出場させる予定だが、足を負傷して除外となっているコーナーバック（CB）ジョー・ヘイデンを欠いた状態で臨むことになる。

【RA】