リザーブ／COVID-19（新型コロナウイルス感染症）リストに置かれたことで、ワシントン・フットボール・チームのディフェンシブエンド（DE）モンテス・スウェットの負傷からの復帰に遅れが生じるだろう。

スウェットが新型コロナウイルス感染症の検査で陽性となり、現地12日（日）に実施されるダラス・カウボーイズとの試合に参戦できないと『NFL Network（NFLネットワーク）』のイアン・ラポポートが伝えた。ラポポートによればスウェットはワクチンを接種しておらず、10日間の隔離が義務づけられるという。

元ドラフト1巡目指名選手であるスウェットは過去4戦の欠場を強いられた顎の骨折から今週に戻ってくる予定だった。シーズン第8週にケガを負って故障者（IR）リストに置かれたスウェットは、水曜日に練習に戻ってくることになっていた。しかし、日曜日には再び欠場することになり、ワシントンのその次の試合であるフィラデルフィア・イーグルス戦で復帰することが可能だ。ラポポートによれば、無症状だった場合、早ければ来週の土曜日にはアクティブに戻ることができるという。

スウェットは負傷する前、ワシントンが2勝6敗を記録した最初の8試合でサック4回、フォースドファンブル2回、QBヒット12回をマーク。スウェットがIRになってからのワシントンは一度も敗北しておらず、4連勝を決めていた。ワシントンがカウボーイズを倒したとすれば、今季初めて勝率.500を越え、7勝6敗になる。すでに他の先発DEであるチェイス・ヤングがACL（前十字靭帯／ぜんじゅうじじんたい）の負傷でシーズンを終えており、ワシントンにとってスウェットのラインアップ復帰が待たれるところだ。

6月にヘッドコーチ（HC）ロン・リベラが専門家を呼んで選手たちにワクチン接種の重要性を説いたものの、スウェットはワクチンを支持しない考えを変えなかった。

「俺はそれが好きじゃない」と言うスウェットは「おそらく、俺はもっと事実を確認したり、そういうすべてのことがないとワクチンを接種しないだろう。俺はまったく気に入らない。まだCOVIDにかかっていないし、実際にCOVIDに感染するまで、自分がCOVIDのことに対処するとは思わない」と話していた。

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