ラスベガス・レイダースのキッカー（K）ダニエル・カールソンがチームと4年の新契約に合意したことを、カーソンのエージェントが現地8日（水）の夜に発表した。この契約は1,840万ドル（約20億9,000万円）におよび、サインボーナス400万ドル（約4億5,000万円）と1,020万ドル（約11億6,000万円）の保証が含まれると『NFL Network（NFLネットワーク）』のトム・ペリセロが伝えている。

1年あたり460万ドル（約5億2,000万円）という額によって、カーソンはリーグで3番目に高額なキッカーとなる。

レイダースはカーソンを留め置いたのみならず、パンター（P）A.J.コールとも4年の延長契約を結んだと『NFLネットワーク』のマイク・ガラフォロが報じた。この契約によって、コールが受け取る報酬はパンターの中で4位になるとガラフォロはつけ加えている。

NFLで3年目を迎えた26歳のコールはそのすべてをレイダースで送っており、リーグベストにあたるパント平均51.1ヤードという数字をマークしている。

一方のカーソンはチームで4年目を迎えており、今年はフィールドゴール30回中27回成功（90％）、エクストラポイントには25回中23回成功している。

26歳のカーソンは2018年にドラフト5巡目でミネソタ・バイキングスの指名を受けたものの、ルーキーシーズン中にカットされた後にレイダースと契約を結んだ。そして、そのレイダースでカーソンはリーグでも最高の――かつ最高額の――キッカーの一人に成長。昨シーズンのフィールドゴール成功率は94.3％を数え、ここ2シーズンで50ヤード以上の距離からのキックを10回中9回成功させている。

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