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肩を負傷のバイキングスRBクックはTNFのスティーラーズ戦でプレーの方向へ

2021年12月09日(木) 23:48


ミネソタ・バイキングスのダルヴィン・クック【AP Photo/Jacob Kupferman】

現地8日(水)の故障者報告で、ランニングバック(RB)のダルヴィン・クックがクエッショナルのステータスで制限付きの参加となっていたのは予定よりもだいぶ早いため、驚きだった。

クックは当初、シーズン第15週の12月20日(月)にミネソタ・バイキングスがシカゴ・ベアーズと対戦する日までは復帰しないだろうと考えられていた。しかし、この1週間半でしっかりとしたリハビリに取り組んだ結果、ピッツバーグ・スティーラーズとのサーズデーナイトでプレーする方向に傾いていると『NFL Network(NFLネットワーク)』のトム・ペリセロは伝えている。

そうなれば、彼は肩の脱臼(と関節唇断裂)からわずか11日でアクションに復帰することになる。クックが行ったリハビリは、短期間でケガをした肩を強化し、可動域を広げることを可能にした。それによって彼は練習でファーストチームのレップスに参加し、スティーラーズ戦への出場を検討できるだけの自信を与えたとペリセロは付け加えた。

最終的に医学的な許可が出れば、クックは肩のハーネス、もしくは何らかのプロテクションを付けるか追加するかしてサーズデーナイトのゲームに出ると思われる。

彼が肩を痛めたのはシーズン第12週のサンフランシスコ49ers戦で、それはリーバイス・スタジアムでカートに乗って退場しなければならないほどのケガだった。重要なシーズン終盤には(2019年のように)復帰して貢献できる可能性は残っていると考えられていたものの、もうすでにプレーできる準備ができたというのは驚きだ――チームドクターが許可すればの話ではあるが。

クックはチームがデトロイト・ライオンズに敗れた第13週の試合には参加せず、アレキサンダー・マティソンが22回のキャリーで90ランヤードを稼ぎ、1回のタッチダウンを決めるのを見ていた。バイキングスとしてはプライムタイムの舞台でスティーラーズを相手にクックが使えるなら願ってもないことだろう。

【M】