ピッツバーグ・スティーラーズの攻撃陣がシーズンを通して苦戦を強いられているにもかかわらず、クオーターバック（QB）ベン・ロスリスバーガーは現地19日（日）に彼のキャリアがいかに輝かしいものであるかを思い出させるような偉業を成し遂げた。

スティーラーズが19対13でテネシー・タイタンズを下した試合で、ロスリスバーガーは通算パスヤード数で元QBフィリップ・リバースの記録を抜いて歴代5位になっている。

シーズン第15週を迎えるにあたり、キャリア通算63,414ヤードを獲得していたロスリスバーガーがリバースの記録（63,440ヤード）を抜くには、あと27ヤード必要だった。ロスリスバーガーは第2クオーター序盤にランニングバック（RB）ナージー・ハリスへの3ヤードのパスを通した時点でそれを達成している。

タイタンズ戦でパス25回中16回を成功させて148ヤードをマークしたロスリスバーガーは、キャリア通算63,562パスヤードを記録して試合を終えた。

一つ上の4位につけているのは通算71,838ヤードを獲得し、殿堂入りも果たしているブレット・ファーブだ。ロスリスバーガーは今季限りで現役を引退する可能性が取り沙汰されており、順位をもう一つ上げる可能性は低いだろう。しかし、日曜日はこのような素晴らしい結果を得るに至った、これまでの栄光の日々を象徴する一日となった。

【RA】