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ブロンコスQBブリッジウォーターは頭部負傷の大事をとって入院

2021年12月20日(月) 11:53


デンバー・ブロンコスのテディ・ブリッジウォーター【AP Photo/Jack Dempsey】

シンシナティ・ベンガルズ戦で頭部を負傷したデンバー・ブロンコスのクオーターバック(QB)テディ・ブリッジウォーターは、病院に一晩とどまる。

ヒットを受けて肩と頭部から倒れたブリッジウォーターは、ストレッチャーに乗せられてカードでフィールドを後にしていた。

ヘッドコーチ(HC)ビック・ファンジオは試合後、ブリッジウォーターの検査結果は良好で、念のために夜の間も病院にとどまると述べている。

ブリッジウォーターに代わり、ドリュー・ロックが攻撃陣を率いた。ロックが出場するのはブロンコスがロサンゼルス・チャージャーズに敗れたシーズン第12週以来であり、今季3回目となる。ロックはシーズン第4週にも相手ディフェンダーとのヘルメット同士の接触で脳震とうを発症したブリッジウォーターの代役を務めた。このときの負傷が、ブリッジウォーターのキャリアでも最高のスタートを切ったシーズンの妨げとなっている。この日曜日に苦戦したブリッジウォーターは試合を離脱するまでにパス22回中12回成功、98ヤードにとどまり、短いフィールドゴールドライブを導いたのみだった。

元1巡目指名選手であるブリッジウォーターは、キャリアを通して見事な回復力を発揮してきた。以前には2年のプレー時間を失わせたACL(前十字靭帯/ぜんじゅうじじんたい)断裂から完全復活を遂げている。また、ブリッジウォーターは3つの異なるチームで先発の仕事を勝ち取ってきた。

今回の敗戦によって、7勝7敗のブロンコスはAFC(アメリカン・フットボール・カンファレンス)のプレーオフ圏外に転落している。

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