バージニア州ラウドン郡の保安官事務所は『NFL.com』に対し、ワシントン・フットボール・チームのディフェンシブバック（DB）デシャザー・エベレットが運転していた乗用車の同乗者が現地23日（木）夜に発生した単独事故により死亡したことを認めた。

エベレットの運転していた乗用車の同乗者はオリビア・S・ピータースであることが確認されており、今回の事故で負傷し、地元の病院で死亡が確認された。

郡保安官事務所によれば、タイコンデロガ通りに近いガム・スプリング通りでアメリカ東部時間21時15分頃に起きた事故の車両、2010年型日産GT-Rのドライバーはエベレットだったという。エベレットの車は車道の右車線を外れ、複数の木にぶつかって横転したとのこと。

ワシントンは声明の中で、エベレットが病院に搬送され、「重傷ながら命に別条はなく」治療を受けていると明かした。

郡保安官事務所は事故の原因は調査中としている。

ワシントンの声明には「昨夜、デシャザー・エベレットが関与する自動車事故が発生したことは把握しております。彼の車に同乗されていた方が命を落とされたことを受け、愛する方を亡くされたご家族、ご友人に心からお悔やみを申し上げます」とつづられ、次のように続いている。

「この悲劇の影響を受けられたすべての方々に哀悼の意を表します。当チームからリーグ事務局に報告しており、地元当局と協力しながら、さらなる情報収集を続けております。現時点ではこれ以上のコメントを控えさせていただきます」

29歳のエベレットはNFLで7年目のシーズンを過ごしており、キャリアを通してワシントンに所属している。ベテランDBのエベレットは今季これまでの14試合すべてに出場し、主にスペシャルチームでプレーしている。

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