カーソン・ウェンツにゴーサインが出た。

インディアナポリス・コルツのクオーターバック（QB）ウェンツが現地2日（日）朝、新型コロナウイルス感染症（COVID-19）プロトコルを終了し、ラスベガス・レイダース戦に出場可能となったことを、ヘッドコーチ（HC）を務めるフランク・ライクが『NFL Network（NFLネットワーク）』のステイシー・デールズに明かした。

5日間にわたる隔離期間を過ごしたウェンツは土曜日にリザーブ／COVID-19リストからアクティブ登録されており、日曜日の試合に出場するには症状の確認と医療専門家による許可が必要だったが、レイダース戦を前にすべてをクリアしている。

コルツの先発QBであるウェンツは先月28日（火）にCOVID-19検査で陽性反応を示し、ワクチン未接種のため、NFLおよびNFL選手会が定める以前のプロトコルであれば少なくとも10日間の隔離が求められていたが、新たに更新されたプロトコルでは無症状の場合、ワクチンの接種状況を問わず、隔離期間は10日間から5日間に短縮されることになり、コルツのプレーオフ進出のかかる試合に間に合う形でウェンツの復帰が可能となった。

現在9勝6敗のコルツはレイダース（8勝7敗）に勝利すれば、2年連続のポストシーズン行きを確実にできる。

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