カロライナ・パンサーズに大きな後押しが加わるかもしれない。

現地16日（日）にニューオーリンズ・セインツとの対戦を控えたパンサーズは14日、クオーターバック（QB）キャム・ニュートン（脳しんとう）をクエッショナブルに登録したと発表。ニュートンは第4週のアトランタ・ファルコンズ戦で脳しんとうを発症し、翌週のタンパベイ・バッカニアーズ戦を欠場した。パンサーズはどちらの試合も黒星を喫している。

パンサーズのヘッドコーチ（HC）ロン・リベラはニュートンがまだ脳しんとうプロトコルから脱してはいないものの、金曜日に医師の診察を受ける予定だと明かした。また、回復の状態が“後退”していなければ木曜日と金曜日の練習にフル参加したニュートンが日曜日にプレーすることになるとも付け加えている。

チームにとってのニュートンの存在価値はあえて説明するまでもない。ニュートン不在のパンサーズオフェンス陣はまるで別人のようなパフォーマンスでバッカニアーズに敗れた。同じNFC南地区のライバルであるセインツ戦に向けてチームがリーダーを必要としているのは確かだ。

ワイドレシーバー（WR）ケルビン・ベンジャミン（ヒザ）、ディフェンシブエンド（DE）チャールズ・ジョンソン（大腿四頭筋）、ランニングバック（RB）ジョナサン・スチュワート（ハムストリング）もクエッショナブルに登録されている。