『NFL Network（NFLネットワーク）』のトム・ペリセロは、コーナーバック（CB）デイモン・アーネットが現地28日（金）夜にラスベガスで凶器を用いた暴行により逮捕されたことを受けて、カンザスシティ・チーフスがアーネットを放出したと報じた。

『NFL.com』が入手したネバダ州クラーク郡地方裁判所の記録によると、アーネットは許可なく凶器を隠し持ち、それを用いて暴行したことによる2件、また、規制薬物を所持していたことによる2件の容疑で起訴されたという。

チーフスは1月20日にアーネットとリザーブ／フューチャー契約を結び、集中的なカウンセリングの実施と断固とした措置をとるという約束をしていたとペリセロはつけ加えた。

ラスベガス・レイダースはフィールド外での一連の事件を受けて11月にアーネットを放出。銃を振り回して誰かを殺すと脅している動画が流出した件が決定打となった。アーネットは12月にマイアミ・ドルフィンズと練習生として契約している。

25歳のアーネットは2年間でわずか13試合しか出場しておらず、先発出場したのは7回――すべてレイダース在籍時でのことだ。

チーフスは日曜日にAFC（アメリカン・フットボール・カンファレンス）チャンピオンシップゲームでシンシナティ・ベンガルズを迎え撃つ。

【RA】